本記事は「松山英樹の歴代キャディを解説!」について解説させて頂きます。
松山英樹選手は、日本男子プロゴルフ界の歴史を塗り替えたトップ選手であり、2021年の「マスターズ」で日本人男子初のメジャー制覇を達成。
2025年には「ザ・セントリー」でPGAツアー通算11勝目を挙げ、アジア人初の年間王者候補として注目を集めています。
松山英樹選手の通算18勝を誇る成功の裏には、コース上で松山英樹選手を支えるキャディたちの存在が不可欠です。
本記事では、松山英樹選手のキャディについて、歴代の担当者やその役割などについて解説させて頂きます。

教えてください!
- 進藤大典キャディのプロデビューからの6年間:大学の先輩
- 早藤将太キャディのマスターズ制覇や五輪銅メダル:大学の後輩
- 田渕大賀キャディの緊急登板での10勝目
松山英樹のキャディ
松山英樹選手は、キャディとの長期的な信頼関係を重視しつつ、状況に応じて新たなパートナーを起用する戦略を取っています。
松山英樹選手のアマチュア時代からプロ転向後の海外ツアーまで、キャディとの連携が松山英樹選手の安定したパフォーマンスを支えています。
以下に、松山英樹選手とタッグを組んだ主なキャディを紹介します。
進藤大典キャディ|プロデビューから世界2位への道を共にした先輩
進藤大典キャディは、松山英樹選手のプロデビュー(2013年)から2018年まで専属キャディとしてバッグを担ぎ、PGAツアー5勝を含む日米通算9勝をサポートしました。
東北福祉大学の先輩で、宮里優作選手や岩田寛選手の同期でもある進藤大典キャディは、2013年の「つるやオープンゴルフトーナメント」で松山英樹選手のプロ初優勝を支え、同年の賞金王獲得に貢献。
2016年には「WGC-HSBCチャンピオンズ」でアジア人初のWGC制覇、2017年には「フェニックス・オープン」でPGAツアー年間複数勝利を達成しました。
2017年11月には、トランプ米大統領と安倍首相との外交ラウンド(霞ヶ関カンツリー倶楽部)で松山英樹選手のキャディとして立ち会い、日本人初の外交サポートを果たしました。
しかし、2018年の「ダンロップフェニックストーナメント」を最後に専属契約を終了。
松山英樹選手は「6年間支えてくれて感謝しかない。意見の食い違いもあったが、いつも辛抱強く受け止めてくれた」とコメントし、今後も機会があればタッグを組む可能性を示唆しました。
早藤将太キャディ|マスターズ制覇を支えた感動の一礼
早藤将太キャディは、2019年から松山英樹選手の専属キャディとして活躍し、2021年の「マスターズ」で日本人男子初のメジャー制覇をサポート。
最終18番でピンを戻した後、コースに一礼した姿が世界中で話題となり、180万回以上再生され、「日本人らしい敬意」と米メディアから称賛されました。
早藤将太キャディは「ただ、ありがとうございました」と振り返り、その謙虚な姿勢が感動を呼びました。
明徳義塾高校と東北福祉大学で松山英樹選手の2学年後輩にあたる早藤将太キャディは、中学生時代からの知り合いで、「ウザい」と感じた初対面から深い信頼関係を築きました。
2025年の「ザ・セントリー」では、通算35アンダーでの圧倒的勝利を支え、「-35ってなんですかBOSS」とインスタグラムで喜びを表現。
2024年のパリ五輪では銅メダル獲得を共に祝い、「2人の銅メダル」とファンから称賛されました。
田渕大賀キャディ|緊急登板で支えたPGAツアー10勝目
2024年の「フェデックス・セントジュード選手権」では、早藤将太キャディがパリ五輪後のロンドンで窃盗被害に遭い、急遽田渕大賀キャディが代役を務めました。
松山英樹選手はこの試合でPGAツアー通算10勝目を達成し、アジア人初の二桁勝利を記録。
田渕大賀キャディは「自分は頼りないけど、連れてきてもらって本当にありがたい」と謙虚に喜び、松山英樹選手は「急なのにありがとう!最高のサポートだったよ!」とインスタグラムで感謝を伝えました。
試合後、二人が深くお辞儀し合う感動的なシーンが米メディアで「優勝の瞬間を共有」と報じられました。
田渕大賀キャディの父親は、渋野日向子選手らの恩師として知られる青木翔コーチで、ゴルフ界との繋がりが深い人物です。
この緊急登板での成功は、松山英樹選手の柔軟な適応力を示すエピソードとなりました。
その他のキャディ:状況に応じた戦略的な起用
松山英樹選手は、特定の試合で臨時のキャディを起用することもあります。
2013年の「全英オープン」予選会では、進藤大典キャディがサポートし、2位で本戦出場権を獲得。
2019年以前には、谷原秀人選手や増田伸洋選手のキャディとして実績のあるキャディが一時的にバッグを担ぐこともありました。
また、海外ツアーでは現地キャディを起用するケースもあり、2024年の「メキシコオープン」では地元キャディ(氏名非公開)がサポートし、松山英樹選手の安定したプレーを支えました。

それぞれエピソードがあるんですね!
松山英樹のキャディの役割
松山英樹選手は、キャディとの密なコミュニケーションを重視し、特に早藤将太キャディとの「チーム松山」としての連携が、松山英樹選手のメンタル面での強さを引き出しています。
パーソナルトレーナーの飯田光輝氏と共に「チーム松山」を形成し、進藤大典キャディ時代から続くこの体制が、PGAツアーでの成功を支えました。
2021年のマスターズでは、早藤将太キャディが最終日のプレッシャーの中で松山英樹選手を冷静に導き、歴史的勝利を達成。
2024年のフェデックス・セントジュード選手権では、田渕大賀キャディが緊急登板ながら「レベルが違う」と松山英樹選手のプレーを称賛し、信頼関係の重要性を示しました。

コミュニケーションは大事ですよね。
松山英樹のキャディ戦略
松山英樹選手のキャディ起用は、長期的な信頼関係を基盤に、状況に応じた柔軟性が特徴です。
進藤大典キャディとの6年間で築いた基盤、早藤将太キャディとのマスターズ制覇や五輪銅メダル獲得、田渕大賀キャディの緊急登板での成功は、キャディ選びの戦略が成績に直結することを証明しています。
早藤将太キャディのマスターズでの一礼や、田渕大賀キャディとの感動的な抱擁は、ゴルフファンを超えて世界に日本の礼儀や絆を伝えました。
進藤大典キャディは現在、ジュニア育成やメディア出演でゴルフ界に貢献し、松山英樹選手の影響力を広げています。

なるほど!
【まとめ】松山英樹の歴代キャディを解説!
ここまでいかがでしたでしょうか?
本記事は「松山英樹の歴代キャディを解説!」について解説させて頂きました。
松山英樹選手のゴルフは、進藤大典キャディのプロデビューからの6年間、早藤将太キャディのマスターズ制覇や五輪銅メダル、田渕大賀キャディの緊急登板での10勝目は、キャディとの信頼関係がもたらした成果です。
2025年の「ザ・セントリー」での11勝目や、2025年6月の「全米オープン」での活躍も、早藤将太キャディとのコンビが鍵を握ります。
松山英樹選手の次なる挑戦、今後の活躍に注目しながら、松山英樹選手を支えるキャディ達にも注目です!
引き続き皆さんで松山英樹選手を応援しましょう!

全米オープン頑張ってください!

応援してます!