原英莉花を支えるキャディを解説！

本記事は「原英莉花を支えるキャディについて解説！」について解説させて頂きます。

原英莉花選手は、日本女子プロゴルフ界のスターとして輝き、2019年の「リゾートトラストレディス」でツアー初優勝を飾り、2023年の「日本女子オープン」でメジャー2勝目を達成。

2025年には米下部ツアー「エプソンツアー」からLPGAツアー昇格を目指し、国内外で注目を集めています。

173cmのモデル級スタイルとジャンボ尾崎選手の指導を受けたパワフルなスイングで知られる原英莉花選手の成功の裏には、コース上で原英莉花選手を支えるキャディたちの存在が欠かせません。

この記事では、原英莉花選手のキャディについて、歴代の担当者やその役割などについて解説させて頂きます。

原英莉花のキャディ

原英莉花選手は、専属キャディとの長期的な信頼関係を築きつつ、特定の試合では家族や臨時キャディを起用する柔軟性も持ち合わせています。

以下に、原英莉花選手とタッグを組んだ主なキャディを紹介します。

塚本岳キャディ：2024年までの専属キャディ

塚本岳キャディは、原英莉花選手のプロ転向後から2024年まで専属キャディとして多くの試合でバッグを担ぎ、原英莉花選手のツアー5勝を支えました。

初めてタッグを組んだのは塚本岳キャディが大学3年生の時で、「世界で戦えるスケールの大きさを感じた」と原英莉花選手のポテンシャルを高く評価。

2023年の「日本女子オープン」では、1イーグル、3バーディー、1ボギーの68で通算15アンダーをマークし、菊地絵理香選手との“エリカ対決”を制した原英莉花選手をサポート。

塚本岳キャディは「安定したゴルフで、パターも良かった」と称賛し、セレモニーで観客の祝福に感動を覚えたと語りました。

しかし、2023年の「スタンレーレディスホンダ」では塚本岳キャディが体調不良で最終日に欠場し、福井良太キャディが代役を務める緊急事態が発生。

2024年の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」では、原英莉花選手が塚本岳キャディとのコンビ解消を発表。「話し合って今季いっぱいは離れることに」と明かし、7戦で3回の予選落ちという不調を打破するための決断でした。

原侑弥キャディ：弟との初タッグで挑んだ地元宮崎

原英莉花選手は、2024年の「アクサレディス宮崎」で初めて弟の原侑弥キャディを起用しました。

会社員でゴルフ経験がほぼない原侑弥キャディは、有給休暇を取得して姉をサポート。

大会2日目が21歳の誕生日で、最終日が祖母の命日と重なる特別な試合でした。

原英莉花選手は「迷惑をかけないか心配だけど、しっかりしている」と信頼を寄せ、優勝したら原侑弥キャディが欲しがるバイクをプレゼントすると約束。

「ゴルフ経験があまりない弟だけど、楽しそう」と語る原英莉花選手は、家族との絆をプレーに活かし、地元宮崎で上位を目指しました。

原侑弥キャディの「全力で支えます」という力強い言葉が、原英莉花選手のモチベーションを高めたエピソードとしてファンに感動を与えました。

尾崎智春キャディ：ジャンボ尾崎の息子とのタッグ

2019年の「リゾートトラストレディス」では、ジャンボ尾崎選手の息子である尾崎智春キャディが原英莉花選手のバッグを担ぎ、ツアー初優勝をサポートしました。

尾崎智春キャディは、原英莉花選手の練習熱心な姿勢を高く評価し、アドレスのアライメントやスイングの基本チェックに徹することで、原英莉花選手のパワフルなプレーを引き出しました。

この試合で使用したパター「オデッセイ EXO ROSSIE」は、ジャンボ尾崎選手からのプレゼントで、パット不調を克服した原英莉花選手の勝利に大きく貢献。

ジャンボ軍団のフルサポートを受けた原英莉花選手は、尾崎智春キャディとのタッグで男子プロのような力強いスイングをさらに磨き、女子ツアーを牽引する存在となりました。

福井良太キャディ：緊急登板で支えた代役

2023年の「スタンレーレディスホンダ」最終日では、塚本岳キャディの体調不良により、福井良太キャディが急遽原英莉花選手のキャディを務めました。

前日まで佐久間朱莉選手のバッグを担いでいた福井良太キャディは、予選落ちした佐久間選手のスケジュール変更により代役に抜擢。

原英莉花選手は「昨日も結構ヤバくて、1ラウンド頑張ってくれた」と塚本岳キャディの努力を称えつつ、福井良太キャディのサポートで安定したプレーを展開。

米ツアー予選会を控える中、チームスタッフは「米国でダウンしたら代わりはいない」と塚本岳キャディの休養を優先したと明かしました。

アルバイトキャディ：自己責任のプレーで好成績

2022年の「大東建託・いい部屋ネットレディス」では、原英莉花選手が大会側が用意したアルバイトキャディを起用し、4アンダー9位タイの好スタートを切りました。

エースキャディ不在の中、「ライン読みは一人でやる」と自己責任のマネジメントに徹し、7バーディー3ボギーの「68」をマーク。

アルバイトキャディとのグータッチや楽しい会話がリラックスした雰囲気を作り、「決め打ちできてるので悔いが残らない」と原英莉花選手は満足感を語りました。

この試合は、低迷していた前半戦からの復活の兆しを見せた瞬間でした。

原英莉花を支えるキャディの役割

原英莉花選手は、キャディとのコミュニケーションを重視し、特に塚本岳キャディとのグリーン上のライン読みの一致が2023年の日本女子オープン優勝の鍵でした。

2024年の「アース・モンダミンカップ」では、キャディの「フックの方が強い」とのアドバイスで最終18番の3.5mバーディーパットを沈め、4アンダー4位タイの好発進を果たしています。

ヘルニア手術後の復帰戦や米ツアー挑戦では、キャディのメンタルサポートが原英莉花選手の安定感を支えました。

原侑弥キャディやアルバイトキャディとのタッグでは、リラックスした雰囲気が原英莉花選手のプレーを引き出し、ファンに新たな魅力を伝えました。

それぞれ役割がはっきりとしていますね。

原英莉花のキャディ戦略がもたらす影響

原英莉花選手のキャディ起用は、塚本岳キャディとの長期的な信頼関係を基盤に、家族や臨時キャディを起用する柔軟性が特徴です。

2024年の塚本岳キャディとのコンビ解消は、米ツアー挑戦を見据えた大胆な決断であり、原英莉花選手のキャリア転換期を象徴しています。

原侑弥キャディやアルバイトキャディの起用は、プレッシャー軽減や新たな視点を取り入れる効果があり、女子ゴルフツアー全体でキャディ選びの多様化に影響を与えています。

2025年のエプソンツアー参戦では、10月25日に終了したQシリーズ2次予選会で最終予選進出を決め、キャディのサポートが鍵となりました。

原英莉花を支える家族と環境

キャディ以外にも、原英莉花選手の成功には家族や環境の支えが欠かせません。

千葉県市川市出身の原英莉花選手は、10歳からジャンボ尾崎選手に師事し、2018年にプロテスト合格。

両親や弟の原侑弥キャディ、亡魂の祖母への思いが原英莉花選手のモチベーションを高めています。

2024年の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」では、5アンダー2位タイで初日を終え、家族の応援を背に米ツアーへの弾みをつけました。

【まとめ】原英莉花を支えるキャディについて解説！

ここまでいかがでしたでしょうか？

本記事は「原英莉花を支えるキャディについて解説！」について解説させて頂きました。

原英莉花選手のゴルフは、原英莉花選手自身の才能に加え、キャディや家族との強い絆によって支えられています。

塚本岳キャディとの5勝、原侑弥キャディとの地元宮崎での挑戦、尾崎智春キャディの初優勝サポート、福井良太キャディの緊急登板、アルバイトキャディとのリラックスしたタッグは、原英莉花選手のキャリアを彩るエピソードです。

2025年の米ツアー挑戦では、新たなキャディとの連携が原英莉花選手の飛躍を後押しするでしょう。

原英莉花選手の次なる挑戦、特にLPGAツアー昇格への道に注目しながら、原英莉花選手を支えるキャディたちにも注目出来るとより、ゴルフが面白くなるでしょう。

引き続き原英莉花選手を応援しましょう！