本記事は「ローリー・マキロイの飛距離|PGAツアーデータから見る実力」について解説させて頂きます。
ローリー・マキロイ(Rory McIlroy)は、PGAツアー屈指の飛ばし屋として知られ、そのドライバーショットの飛距離は常に注目を集めます。
先日のマスターズでも見事優勝されましたね。
2025年4月18日現在、PGAツアー公式サイトに基づく最新のデータをもとに、ローリー・マキロイ選手の2024-2025シーズンの飛距離の実績とその背景。
驚異的なパワーと技術の秘密を解説していきます。

教えてください!
- シーズン平均飛距離:296.5yd(ツアー2位、ツアー平均274.3ydを上回る)
- ウェルズファーゴ2024:290.8yd、ストロークスゲインド1位で圧勝
- AT&Tペブルビーチプロアマ2025:308.4yd(大会1位、14番ホールで310.0yd)優勝
- マスターズ2025:313.4yd(最終日、1番339.2yd、2番337.4yd)グランドスラム達成
- プレーヤーズ選手権2025:292.8yd(過去5大会平均)
- ヘッドスピード:平均53.6m/s(ツアー平均50.9m/s)、ペブルビーチでボールスピード83.4m/s
- 地面反力:右足の押し込みでパワー最大化(マスターズ2番で219.5ydアイアンショット)
- ギア:テーラーメイドQi10 LS(9度)、藤倉VENTUS BLACK、TP5ボール(スピン2200~2400rpm)
ローリー・マキロイの飛距離|2024-2025シーズンのPGAツアーデータ
PGAツアー公式サイトによると、ローリー・マキロイ選手は2024-2025シーズンで以下の飛距離データを記録しています。
マキロイの飛距離|平均飛距離
296.5yd(シーズン途中時点でツアー2位)。
これは、ツアー平均(約274.3yd)を大きく上回り、ローリー・マキロイ選手のパワーを象徴しています。
マキロイの飛距離|AT&Tペブルビーチプロアマ(2025年2月)
308.4yd(大会1位)。
特に最終日の14番ホールでは、310.0ydのドライブからイーグルを奪い、優勝を決定づけました。
マキロイの飛距離|マスターズ2025
313.4yd(最終日の平均飛距離)。
1番ホールで339.2yd、2番ホールで337.4ydのドライブを記録し、圧倒的なパフォーマンスでキャリアグランドスラムを達成。
マキロイの飛距離|プレーヤーズ選手権(2025年3月)
292.8yd(過去5大会の平均)。
プレーオフを制し、2度目の大会優勝を飾りました。
これらのデータは、ローリー・マキロイ選手がツアートップクラスの飛距離を維持し続けていることを示しています。
特に、ペブルビーチやマスターズでの記録は、彼の飛距離が試合の勝敗に直結する武器であることを証明しています。

毎試合でこんなに飛ばせるなんて凄い!
ローリー・マキロイはこれほど飛ぶのか?技術と装備の秘密
ローリー・マキロイ選手の飛距離は、フィジカル、技術、装備の完璧な融合によるものです。
以下に、PGAツアー公式サイトから見える要因をまとめます。
マキロイの飛距離|驚異的なヘッドスピード
ローリー・マキロイ選手のクラブヘッドスピードは平均で約53.6m/sに達し、ツアー平均(約51.9m/s)を上回ります。
2025年ペブルビーチプロアマでは、ボールスピードが83.4m/s、最高到達点37.8mを記録し、316.7ydのドライブを放ちました(18番ホール)。
この爆発力は、強靭な体幹と下半身の連動によるものです。
マキロイの飛距離|地面反力の効果的な活用
ローリー・マキロイ選手のスイングは、地面反力を最大限に活かすことで知られています。
PGAツアーの分析では、彼の右足の押し込み動作がパワーを生み出し、インパクト時のエネルギーを効率的にボールに伝えます。
この技術は、2025年マスターズの2番ホールでの219.5ydの6番アイアンショット(337.4ydのドライブ後)にも表れており、チップインイーグルにつながりました。
マキロイの飛距離|最適化されたギア
ローリー・マキロイ選手はテーラーメイドの「Qi10 LS」ドライバーを使用し、2024-2025シーズンで以下のセッティングを採用。
- ロフト角:9度
- シャフト:藤倉コンポジットVENTUS BLACK
- ボール:テーラーメイドTP5(2025年ペブルビーチから変更)。TP5はTP5xよりスピン量が少なく、飛距離を最大化。
この組み合わせは、低スピンかつ高弾道を実現し、キャリー距離を伸ばします。
PGAツアー公式サイトによると、彼のドライバーのスピン量は約2200~2400rpmで、飛距離とコントロールを両立させています。
コース戦略と飛距離の活用
マキロイは飛距離を戦略的に活かし、ショートカットや2オンを狙えるパー5で優位性を発揮します。
2025年マスターズの15番ホール(パー5)では、311.2yd超のドライブで2オンに成功し、バーディを量産。
PGAツアーデータでは、彼のパー5でのバーディ率が約48%と高く、飛距離がスコアメイクに直結しています。

ヘッドスピード速く出来るように筋トレするか!
マキロイの飛距離を支えるフィジカルとメンタル
マキロイは、飛距離を維持するためにトレーニングもハードに行っています。
2025年マスターズ前のインタビューで、週4回のウェイトトレーニングと柔軟性トレーニングが、ヘッドスピードを落とさずに精度を高める鍵と語っています。
また、2024年の全米オープンでの2位フィニッシュ後、メンタル面の強化にも取り組み、2025年は集中力とリラックスを両立させる戦略で成功を収めました。
ローリー・マキロイ選手が取り組んでいるトレーニングについての記事もあるので、是非ご一読ください。

私もトレーニングしようかな!
まとめ|ローリー・マキロイの飛距離|PGAツアーデータから見る実力
ここまでいかがでしたでしょうか?
本記事は「ローリー・マキロイの飛距離|PGAツアーデータから見る実力」について解説させて頂きました。
ローリー・マキロイ選手の2024-2025シーズンの平均飛距離296.5ydは、PGAツアーでもトップクラス。
特に、マスターズでの313.4ydやペブルビーチでの308.4ydは、彼の飛距離が試合を支配する要因であることを示しています。
ヘッドスピード、地面反力、ギアの最適化、そして戦略的なコースマネジメントが融合し、彼のドライバーショットは観客を魅了し続けます。
今後も、ローリー・マキロイ選手の飛距離はPGAツアーのハイライトとなるでしょう。
次戦のチューリッヒクラシック(4月24-27日)やPGA選手権(5月15-18日)での彼のドライブにも注目です!

試合が続きますが応援しましょう!

次の試合ではどんなショットを見せてくれるんだろう!